少しずつEco-friendly Life

できることから少しずつ、エコな生活を

買ったもの:木の風呂いす

引っ越しをきっかけにお風呂で使ういすがほしくなり、いろいろ探しました。普通にお店で探しているとプラスチックのものばかりが見つかるのですが、ふと思い立ち木の風呂いすはないかとネットで探してみたらすぐに見つかりました。

 

これでお値段がプラスチックのものよりもずっと高ければ買うのに躊躇してしましますが、ほぼ同じか、ものによってはより高いプラスチック製のいすもあったのでそれも買うことにした理由の一つでした。

 

少し心配だったのはカビが生えやすいのではないかということ。プラスチックであればカビ取り剤を使えば少なくとも見た目はきれいになると思いますが、木だと一度カビを生やしてしまったら終わりではないのかと。

今のところ、お風呂から上がる時に水で流し、水を切ってからお風呂場の外に出しておいているのですが、カビは大丈夫そうです。

 

何より座った時の座り心地が柔らかく、人工的な冷たさもないので気に入っています。プラスチックのいすにしていたら、ここまで気を使うこともなかったと思います。丁寧に扱ってできる限り長く使いたいと思っています。

ネットで収納用品を買ったら

引っ越しした先で新しい収納用品が必要になり、オンラインで購入しました。

 

届いて箱を開けてみてびっくり。ありとあらゆる部品がプラスチックの袋に入っていてその隙間が発泡スチロールや段ボールで埋められていて、最初の部品を出すだけですぐに大量のごみが発生しました。

自分で組み立てるタイプのもので、部品も細かく、似たような部品も多く、すべての袋に番号が振られていて説明書通りに一つずつ袋を開けて組み立てていかなければならないため、ある程度は仕方ないと思いました。

でも部品の隙間に埋められた発泡スチロールや袋に入れられた後ガチガチにテープで段ボールに固定されていたりと、ちょっとやりすぎなのではと思ってしまいました。

 

この製品のネット上のレビューを見ると、「傷がついていた」と書いている人がいらっしゃったため、その対策のためなのかな、と思いました。傷のレベルはよくわかりませんし、新品を買ったのに傷がついていたら、少し不快な気分になるのも分かります。ただそのせいで、この過剰な包装になったのだとすると、考えてもしまいます。

 

私はそこまで神経質ではないですし、そもそもこの過剰包装が気になるのであれば、新品ではなくまずは中古などで手に入れる方法を考えるべきだったなと思わされた出来事でした。

買わないもの:柔軟剤

最近柔軟剤を買っていません。

 

柔軟剤は洗剤と合わせて使うのが当然と考えていたので、今まで何も考えずに買っていましたが、ふとこれを使わなければボトルも詰め替え用の袋も減らすことができる、と思い、試してみました。

 

今の柔軟剤は服を柔らかくするだけでなく、香りづけやにおいの防止などの効果もあるので使わないとどうなってしまうのか少し心配でした。

でも結局使わなくても何の問題もありませんでした。タオルがゴワゴワしてしまうのではないか、とか、私は基本部屋干しなので、嫌なにおいがしてしまうのでは、とか思っていましたが、どれもありませんでした(洗剤は部屋干し用のものを使っています)。

 

柔軟剤を使わないことにより、そのボトルのごみだけでなく、水の汚れも少しは防止できるのではと思います。お金もかからないので一石三鳥です。

 

買ったもの:固形シャンプー

体や顔を洗う石鹸を固形石鹸に変えてからその快適さに気が付き、次はシャンプー・コンディショナーも固形に変えてみようかと考えてみました。

 

やはり気になるのは洗い心地。何となく髪の毛がキシキシしたり、潤いが足りなかったりしそうな勝手なイメージがあり、心配していました。環境のためとはいえ、髪の毛が痛んだりするのはストレスになりますし、そこまで犠牲になる気はありません。

 

ある日、たまたま固形シャンプーとコンディショナーがセールになっているのを発見し、この値段ならと勇気を出して買ってみました。

 

初めて買った固形シャンプーは少しきしきしするかなと思いましたが、問題ないレベル。その後いくつか種類を試しました。もちろん自分の肌に合うか、香りが好きかなど違いはありますが、総じてどれも問題なく、これからも固形シャンプーを使い続けようと思えました。

 

ただ、今のところウチの近所では固形シャンプーは売っておらず、一度、結構小さくなってきたけどまだ大丈夫かな、と思っていたら、思ったより減るスピードがはやくて、あせりました。その週末に買いに行けたので、ぎりぎりで液体シャンプーを買わずにすみましたが、普通のドラッグストアでも一種類くらい固形シャンプーを置いてほしいなと思いました。

買わないもの:ごみ袋

ごみ袋を買わない、というのはあまり正確な表現ではないかもしれませんが、今のところ買わずにすんでいます。

というのも、今までレジ袋が有料でなかった時代にもらったものをためていたり、ものを買った時に包装に使われていた袋をごみ袋として利用したりしていて、それで事足りているからです。でもそれもいつかは底をつく気がするので、ごみ袋を買わなくてはならない時が来るのではと思います。

 

包装に使われていた袋は透明だったりするのですが、それはプラスチックの資源ごみを出す時のごみ袋に使うことが多いです。燃やすごみは自分が使ったものや汚れものも含まれるのですが、プラスチックの資源ごみはパッケージを開けただけでごみになることが多く、自分で「使って」いないので、人に見られても私は気になりませんし、他の人の目に入ってもそこまで不快な気持ちにはならないだろう、と思うからです。

逆に言えば、ほとんど使われずにただごみになる部分がとても多いということです。

 

この間袋をできる限り節約しようと袋にごみを詰め込み縛ろうとしたら、袋の底が破れてしまいました。ごみがちらばり朝から大惨事でした。結局別の袋にいれなければならず、無駄にしてしまいました。何事もほどほどが大事だと身に沁みました。

 

先日ごみ捨て場で、ごみがトイレットペーパーの袋に入れられて捨てられているのを目にしました。食パンの袋はごみ捨てに使っていましたが、トイレットペーパーの袋は考えたことがなかったのでそれも使えるのかと感心してしまいました。ただ捨てるのではなく、開ける時から袋に使うことを想定することで、さらに使えるようになるものが増えるので、もう少し意識してみようと思いました。

 

買わないもの:今持っているもの

今持っているものがとてつもなく多い方ではないと思いますが、それでも日々暮らしていくのに全く問題ないだけのものを既に持っています。

 

以前はシーズンごとに服を買ったり、自分へのご褒美にとバッグを買ったり、化粧品を色違いで持ったりと、今思えばなぜあんなに買わないといけないと思い込んでいたのか不思議です。

 

今では何かを買う前に、今持っているものでどうにかならないかを考えるようになりました。意外にどうにかなるものです。

 

ごみの量やプラスチックごみの問題に興味を持ち、少しずつ行動に移してきたのは比較的最近なので、今持っているものの中には、今だったら買わないだろうと思うものも含まれています。

 

例えば使っている歯ブラシケースはプラスチック製です。お店で、竹でできた歯ブラシケースを見てすごく欲しくなりましたが、まだ使えるものを使える状態で捨てるのはもったいないですし、今使っているものをできる限り使うことで、もしかしたら将来使う竹の歯ブラシケースを一つ減らせるかもしれません。環境負荷が少ないと思われるものでも、ごみが減らせることに越したことはありません。ですので、買うのをやめ、今までのものを使い続けています。

 

今持っているものをできる限り使うのがエコだと思いますし、節約にもなります。まずは今持っているものを使い切り、本当に使うものだけに囲まれて暮らすのが理想です。

買わないもの:レジ袋

レジ袋を買わないのは、プラスチックごみを減らす上での最初の一歩かもしれません。今は有料ですし、何も言わなければ勝手に入れられることもなくなりましたので、簡単に始められます。

 

私は常にコンパクトになるエコバッグを持ち歩いており、レジ袋は買いません。今持っているエコバッグはもう既に6年は使っています。ただ、プラスチックのことを気にするようになる前に購入したものなので、ナイロン製なのが玉に瑕。ですが、今持っているものを大切に使うこともエシカルライフの一つだと思うので、できる限り使い続けたいと思います。

 

よく、エコバッグはレジ袋よりも作る過程の環境負荷が高いと言う方がいらっしゃいますが、そのような方はそんなに頻繁にエコバッグを買い替えるのでしょうか。でも、そこら中にエコバッグが売られていることも確かです。

 

スーパーで少し周りを見渡してみると、想像よりも多くの人がレジ袋を購入しています。たくさんエコバッグが売られているので、自分の持ちやすいものを見つけて使えばいいのにと思ってしまいます。お金の問題ではなく、ごみの問題です。少なくとも購入したレジ袋がそのまま捨てられることなく、ごみ袋などに使われることを願っています。